ダイエット

オリーブオイルを飲むダイエットに効果はあるのか

やせたという口コミやタレントさんも多いオリーブオイル。

オリーブオイルを飲むダイエットもあるほど、その成分の期待値が大きい食材です。

でも、少し疑問も。

油の質については書かれていなかったり、むしろ悪いものを推奨しているところもあるのです。

それって本当にいいのでしょうか?

ちょっとオリーブオイルダイエットと油の質について考えたいと思います。

オリーブオイルダイエットはやせるのか

実際やせるかというと、劇的な変化は短期間では得られません。
長期的にゆっくりダイエットをする方向けという印象です。

オリーブオイルを飲むダイエットは、もともとアメリカで考案されたものがベースとなっています。

油を飲むなんてちょっと衝撃ですよね。
成功者ももちろんいるけど、やっぱり油を飲むことに抵抗があってやめてしまう人も。

合う合わないがあるダイエットです。

ダイエットで飲むオリーブオイルは、無味無臭のものがいいということでピュアオリーブオイルが推奨されています。

でも個人的な体感としては、エクストラバージンでもピュアでもあまり変わらない感じです。
変わらないなら質が悪い油を飲むのは体に毒だな、というのがわたしの感想です。

最近はエイジングも気になり始めたので、キレイ&元気でやせたいなら油の質にもこだわる必要があります。

オリーブオイルの良いところ

健康や美容などで注目されているオリーブオイル。

ダイエットとしては食欲を抑えたり、脂肪を抑制するといった助けをしてくれます。

オリーブオイルが良いと言われるのはその成分。

「医者が教える食事術」などの書籍や雑誌などでもオリーブオイルの効果が紹介されています。

でもこういった書籍などで効果を紹介しているオリーブオイルの多くは、ピュアではなくエクストラバージンです。

ダイエットを助けるオリーブオイル

油はダイエットの敵のように考えられていますが、ダイエットには欠かせないものなんです。

代謝を高めて脂肪を燃やすためにも重要ですし、お肌にも影響します。

肌に関することは以下の記事を参考にしてみてください。

 


オリーブオイルはコレステロールや脂肪を減らす助けをする不飽和脂肪酸が豊富な油。

とくにポリフェノールは美肌やアンチエイジングを助けてくれるため、美容に活用されている方も。

また、腸を刺激して便を出しやすくしてくれるので、デトックスも期待できます。

オリーブオイルダイエットの方法

オリーブオイルダイエットとは、1日に大さじ1.5~3杯ほどのオリーブオイルを摂取するという方法です。

ルールは2つ

3回に分けて飲むこと

食間 or 食事の1時間前くらいに飲むこと

油は食欲を抑える助けをしてくれるため、まとめて飲むとあまり効果がありません。

お腹が空き始めるころ、食事の前に飲むことで、食べる量を抑えるというダイエットです。

そのまま飲むのが苦手な場合は、コーヒーなどの飲み物に混ぜて飲んでもOK。

ヨーグルトでも大丈夫です。


やせるなら低品質のオイルがいい?

このオリーブオイルを飲むダイエットの元となったのが、シャングリラダイエットというもの。

シャングリラダイエットというのは10年以上前にアメリカの心理学者から生まれたダイエット法です。

ルールは食事の1時間前、食後1時間後にオリーブオイルもしくは砂糖水を飲むこと。

これにより自然と食欲が抑えられて、やせることができるのだとか。

食事制限も運動する必要もないので簡単だ、と当時は注目されていたようです。

本も出版されていて、今でも購入できますがもうほとんど出てないみたい。

購入したい場合は取り寄せになることも。

あとは中古本が多い感じですね。

シャングリラダイエットで使うオリーブオイルには選び方があります。

味が無いもしくは薄いもの

無臭もしくはそれに近いもの

無味無臭の方が脳への刺激が少なく、食欲を抑える効果があるからのようです。

ダイエットにはピュアオリーブオイルといわれる理由

オリーブオイルを飲むダイエットでも同じく、無味無臭を推奨している場合が多いです。

自分はあまり関係なかったのですが、味もニオイも少ない方が成功率が若干高いという話もあります。

オリーブオイルで無味無臭に近いものは、ピュアオリーブオイルです。

そのため、ダイエットで飲むならピュアオリーブオイルがいいと言われます。

価格もお手頃で購入しやすいですしね。

でもピュアオリーブオイルは、質が良いものではありません。

オリーブオイルにはランクがあり、風味の良いものほど質の良いオリーブオイル。

質のが高ければ価格もあがりますが、生で飲むなら油としての質が高いエクストラバージンオイルの方がメリットは多いのです。

というのも、ピュアオリーブオイルはどちらかというと、炒め物や揚げ物など加熱して使用するのが向いた油。

成分の劣化を前提とした商品です。

一方ダイエットでは主に生食を推奨されている場合が多いです。

なのに加熱用の油を飲めば意味がありません。

オリーブオイル効果は質が良いことが前提

オリーブオイルは体に良いとされていますが、それは質の良いエクストラバージンを前提とした話。

それ以外の場合は、美容や健康といった物への恩恵は薄くなります。

ピュアオリーブオイルとは、エクストラバージンと精製オリーブオイルを混ぜてできたもの。

もちろんオレイン酸は含まれているので、ダイエットのメリットはあります。

でもポリフェノールなどのほかの成分は劣化しています。中にはほとんど含まれないものも。

油の質が落ちれば、当然成分の質も落ちます。

質の悪い油は体をサビさせるもの。

いくらオレイン酸がいいからといって、質の良くないオリーブオイルとるなら同じことです。

また、オリーブオイルは熱に強いと言われますが、それでも加熱によって質は落ちていきます。

せっかく質の良い油を、加熱によって劣化させては意味がありませんしもったいない。

そのため、一般での加熱調理には希少なエクストラバージンではなく、ピュアオリーブオイルの方がいいのです。

化学的に成分調整をする方法もありますが、それでも風味は悪くなっています。

なにより誤魔化しているだけで、本当にいいものではありません。

オリーブオイルを飲んでやせる別の理由

質というのは酸化も関係しています。

空気に長時間触れることで、成分が悪いものへと変化していくのです。

油を飲むだけでも抵抗がありますが、質の悪い油はさらに飲みにくいもの。

ニオイも味も悪く、胸やけをおこしたり、吐き気をもよおすこともあります。

ピュアオリーブオイルで昔ダイエットしてた知人に聞いたことがあるのですが、

「油を飲んだら気持ち悪くなるから、食欲減ってやせるのよ!」

たしかに食欲は減るかもしれないけれど、それって本当に大丈夫なんですかね…。

それに気分悪くなって食欲を減らすなら、もっと安価なサラダ油があるのでそれでいいと思います。

オリーブオイルである必要性もあまり感じません。

低品質が毒になる

体は食べたものでできています。

悪いものを食べれば、悪い影響が出るもの。

質の悪い油は体を酸化させるなどといった影響があります。

体調不良でやせても顔色が悪くなったり、吹き出物が出たりと美容面での問題が出やすくなるほか、健康リスクも上がります。

体が資本。

やせても弱ってしまったら意味がないし、働けなくなって収入0も困ります。

若いうちは元気でも、少しづつ積み重なってきたものが表面化するようになってきます。

それに風邪で食欲が減退しても完治したら元に戻るように、ダイエットが終わったらリバウンドする可能性も高まります。

体も重要ですが、何よりエイジングケア的に問題です。

日々年齢を重ねていく肌のハリやシミに対して、低品質の油は大問題です。

わざわざいい化粧品を使ったって、油で体を酸化させて肌の老化を進めるなら微塵も意味がありません。

化粧水などはサポートであって、肌の内部からキレイになるわけではありません。

やせて「キレイ」と言われるならうれしいけど、「老けたね」とかショックです。

何のためにダイエットしたのか、わからなくなります。

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ただやせるだけならピュアの方がいいかもしれません。

でもそれ以外、体や美を気にするならば質というのは必要なものです。

質の悪い油を全くとらないことは困難ですが、減らすことはできます。

キレイになろうと思うならエクストラバージンです。

オリーブオイルの場合、風味の良さは油の質。

「香りや味が悪い=質が低いもの」 というほどシンプル。

エクストラバージンは香料や香辛料が入っているという話は間違い。

香りは新鮮なオリーブだからこそ出るもので、辛みはポリフェノールによるもの。

もし本当に香料・香辛料が入っているエクストラバージンがあるなら、それは質の低い自称エクストラバージン。

抵抗があるなら飲まなくても良い

オリーブオイルダイエットの基本は飲むことが前提。

でも抵抗があるなら、無理に飲む必要はありません。

嫌なことを無理にやるとストレスになって、逆に太りやすくもなります。

エクストラバージンオリーブオイル自体に良い効果が期待できるので、食事に取り入れるのも方法です。

サラダを食べるときにドレッシング代わりに使ったり、納豆に入れるのもいいですね。

またパンなど糖質の多いものと一緒に取ることで血糖値を抑える助けもしてくれます。

揚げ物などをする場合は、安価で購入できるピュアオリーブオイルがクセが少なく使いやすい。

熱に強い油だが、高温によりエクストラバージンの風味がなくなる。質が落ちることもある。

また、エクストラバージンは値段が高いため、サラダ油のように使うのはもったいない。

調理はピュア、風味付けや生はエクストラバージン、などそれぞれのメリットを活かして使い分けするといい。

プロでも難しいオリーブオイル

実際のところ、本物エクストラバージンは見た目だけでは、プロでも見分けができないもの。

今はオリーブオイルが人気のため、混ぜ物の多いオイルも多かったりします。

国際規定はあるけれど、日本の場合は国際オリーブ理事会に加盟していないので結構曖昧。

国内でのオリーブオイルに対する規定もないので、自称エクストラバージンも混ざって流通しているようです。

とはいいつつ、外国産でも国際規定の抜け道を通っていることも多いようなので、全体的にグダグダしてます。

いずれにせよ、作り手の良心に任せるしかないのが現状ようです。

オリーブオイルの選び方

プロがわからない物を素人が見分けられるはずがない!

そこで参考になるのがコンクールに受賞したかどうかや、オリーブオイルソムリエの鑑定があるかどうか。

受賞マークつけたりしているボトルもあるので目安になります。

選び方については以下の記事を参考にしてみてください。

専門店または通販の利用が手に入りやすいです。

おわりに

オリーブオイルを飲むのは、大食いタイプに向いたダイエット方法という印象です。
食欲を抑えて食べすぎを防ぐというもの。

もともとオリーブオイル自体は日本に馴染みのないものでした。
なので苦手だったり体に合わなかったりすることもあります。
そのときは無理をしないように。

オリーブオイルが好きなら取り組みやすそうではありますが、個人的には向かないダイエットでした。
体に良くてもやはり油なので取りすぎやすいし、カロリーオーバーしやすいなという印象です。
人の体質によるものが大きい感じがするので、万人におすすめできません。
普通に生活にオリーブオイル使うのがベストな感じですね。

もし行う場合は、スローペースなダイエットのようなのでゆっくり気長に。

キレイになるには食べ物から。
良いものを選んで、めいっぱい自分の糧にしましょう。